2010年11月29日月曜日

お試しください その1


写真は当店でお出ししている「ラッシー」ですが、他のネパール・インド料理レストランで出されるラッシーとは少しだけ違います。ヨーグルト飲料に変わりはありませんが、酸味の他に少しだけ甘味を感じて頂けると思いますが、砂糖などの甘味料の甘さではなくココナッツミルクを使い、甘さと同時にコクを出してあります。

ラッシー一杯にも手を抜きません、Spicy Kitchenの自慢のラッシー、ぜひ一度お試しください。¥290です。

2010年11月19日金曜日

サイドメニュー

この料理は「サモサ」といいます。肉や野菜のドライカレーのような具が入った揚げ餃子と言うべきか、皮がパリパリっと香ばしく、カレー味のミートパイと言ったほうがイメージは伝わるでしょうか。
特製ケチャップにつけて食べると美味しいんですよ。

「なんだかもう少し食べたいな」って時にぴったりのサイドメニューです。もちろん家で待つ家族へのお土産にもどうぞ、電子レンジで一つ45秒ぐらい温めれば、美味しくいただけますよ。ぜひお試しください。
サモサ ¥450(2ピース)


こちらもサイドメニューの一つ、サモサとは違ってこちらは皆さんにもおなじみのコロッケです。でも、Spicy Kitchenのコロッケですから、お肉屋さんやスーパーで売っているコロッケとは一味も二味も違います。
具に使われている肉やじゃがいもを生かした味付けですが、秘伝の特製カレーソースにつけていただきます。もちろんこちらもおみやげ用にテイクアウト出来ますので、一度お試しください。
スパイシー・コロッケ ¥490(3ピース)

2010年11月18日木曜日

居酒屋タイムの「新メニュー」登場です

本格的なインド・ネパール料理のお店、「スパイシーキッチン」。と聞くと「インドカレーのお店でしょ」と答えが帰ってきそうですが、お店のファサードにも大きく書いてあるとおり「アジアン居酒屋」のお店でもあります。

仕事帰りに居酒屋で一杯、と考えるとビールに枝豆とか焼き鳥とか頭に浮かびますが、アジアン居酒屋だと何たのめばいいの? ビールにカレーでもイイとは思いますが、すぐにお腹が一パイになりそうで迷ってしまいます。
席に着いて迷うこと無く、とりあえずビールとおつまみのセットを作りました。ヱビスビールの中ジョッキと、アジアンスナック4種を一つにしてお出しします。アジアンスナック4種の組合わせは日替わりですから、何が出てくるかも楽しみにしてください。
とりあえずセット ¥780

美味しくて気に入っていただけたら、もちろん単品でオーダーください。



もうひとつの居酒屋メニュー「豚スパイシーな角煮」です。味は日本の角煮とは少し違い中華風、八角(アニス)の香り漂うスパイシーなアジアンスナックです。脂身はすっかり油分が抜け、プルンプルンのコラーゲンが旨みを増してくれます。
豚スパイシーな角煮 ¥550



居酒屋メニューの定番、焼き鳥。串焼きセット
でも塩やタレではなく、スパイシーなネパール風。とは言っても単純なカレー味ではありません、肉の種類もバリエーションを持たせてあります。
チキン・マトン・トリカワ・砂肝・ねぎまの5本がセットになっています。
串焼きセット ¥500

2010年11月17日水曜日

新メニュー「スープカレー」始めました



ディナーメニューに野菜がタップリ入った「スープカレー」が加わりました。スープカレーには「チキンやさい」「マトンやさい」「やさい」の3種類があります。サラッとしたスープ状のカレーですから、ナンよりもターメリックライスが合うと思います。セットにはサラダ・スープカレー・ターメリックライス or ナン・お香物がついて ¥1,380です。

先のブログのエントリーにも書きましたが、カレーにはたくさんの体の代謝を助けるスパイスが入っています。新メニューのスープカレーをテイクアウトで持ち帰り、一日のスタートを切る朝食に「朝カレー」はいかがでしょうか。
よりスパイシーに、代謝を助けるガラムマサラをおまけでお付けします、温め直すときに袋から開けてスープカレーに加えてください、いっそう風味が増します。カレーのみのご提供になり、ターメリックライスやナンはつきません。
お持ち帰り用スープカレー ¥680

2010年11月15日月曜日

新メニュー「カレー鍋」始まりました。

前回からひと月以上ブログの更新ができませんでしたね、その間にも新メニューも登場していたのに。
遅くなりましたが、改めましてブログでも紹介させていただきます。


気候も秋から冬へと、朝晩は寒く感じるようになりましたが、食べて体の中から温めてくれるカレー鍋が新メニューで登場しました。酸味が効いて少しマイルドなトマト鍋と、キムチの旨みとスパイスとの劇的なマリッジが食欲をそそるキムチ鍋の3種類を用意しています。
具だくさんで量もありますので2名様からのオーダーになりますが、割高になるのをご理解頂ければ1名様からでも提供させていただきます。



お値段はカレー鍋キムチ鍋¥1,960・+@¥980トマト鍋¥2,160・+@¥1,080(共に2名様から)でご提供させていただきます。1名様のオーダーはいずれの鍋とも¥1,380とさせていただきます。

2010年10月15日金曜日

香辛料:Spice 3

【カルダモン】

紀元前2世紀ごろにはすでにインドからヨーロッパに輸出されていた、最も古いスパイスのひとつです。

種子の乾燥品は香辛料として用いられ、カレー料理にはかかせないスパイスのひとつとされ、その他に肉料理の匂い消しやパン、ケーキの風味付けに用いられます。また、中近東ではコーヒーにカルダモンの精油や種子の粉末を加えたカルダモンコーヒーが好まれています。また、種子は生薬「小豆蒄」として日本薬局方に収録されており芳香健胃作用(インドでは体力増進のためにカレーのスパイスとして用いられる)があるとされています。


【シナモン】

熱帯に生育するクスノキ科の常緑樹の名、またその樹皮から作られる香辛料の名です。また、生薬として用いられるときには桂皮(ケイヒ)と呼ばれ、多くの方剤に処方されています。香辛料としてのシナモン(シンナモンとも)は上記のシナモンの樹皮をはがし、乾燥させたもの。独特の甘みと香り、そしてかすかな辛味がありカプチーノ等の飲料やアップルパイ、シナモンロールなどの洋菓子の香り付けに使われるとともに、南アジア、中東、北アフリカでは料理の香りづけに頻繁に用いられ、インド料理の配合香辛料ガラムマサラの主要な成分でもある。

シナニッケイやニッケイ(肉桂、C. sieboldii、シノニム:C. okinawense)は体を温める作用、発汗・発散作用、健胃作用を持つ生薬として利用されており、シナモンにもこれと似た利用法がありますが、過剰摂取に対する注意が出されています。


【クローブ】

インドネシア(モルッカ群島)が原産。日本では丁子(ちょうじ)、丁香(ちょうこう)とも呼ばれ、非常に強い香気を持っているので、百里香という別名もある。

特徴的な香気成分はオイゲノール (Eugenol)。ゴキブリがこの香りを嫌うのでゴキブリ除けとしても使用されることがあります。またクローブの精油(丁子油)は日本刀のさび止めにも用いられました。

生薬としての花蕾を丁子(ちょうじ)または丁香(ちょうこう)ということもあり、芳香健胃剤である(日本薬局方にも収録されています)。漢方では女神散、柿蒂湯などに使われています。インドネシアやインドでは丁子油で香りを付けたタバコもあります。

タイ王国の伝統的な民族薬として、失神・腹痛・歯痛・脚気・胃腸障害・歯周炎の治療薬、喘息薬、血液の浄化薬、駆風薬、健胃剤、去淡薬、鼓腸薬などに利用されています。ただし、大量に食べると消化器官を害するので注意が必要とされています。


今日は主にカレーの香りを決める主なスパイスを紹介しました。とりあえずスパイスのお話はここまで、薬として使うには薬効成分を抽出するなど、純度を上げないと本当に体に効き目があるのか実証できるものではないのでしょうが、食品として長年口にする人たちには効き目があると判断され、体に良いと食べ続けられているのでしょう。体にもよく美味しいスパイシーなカレー、これからも食べ続けてください、スパイシーキッチンのカレーもよろしくお願いします。

*この記事は独立行政法人 国立健康・栄養研究所の情報を参考に作っています。

2010年10月5日火曜日

香辛料:Spice 2


【ショウガ】

ショウガはショウガ科の多年草で、熱帯アジアが原産です。日本にも2600年以上前に渡来、根茎は辛味と佳香があり、古くから香辛料や生薬として世界中で広く用いられており、健胃作用のある生薬<生姜(ショウキョウ)>としても利用され、多くの漢方処方に配合されています。俗に「胃の働きを助ける」「殺菌作用がある」「風邪によい」「のどによい」などといわれて、有効性については、消化不良と乗り物酔いに対してドイツのコミッションEモノグラフ(薬用植物評価委員会)がその使用を承認しおり、安全性については、通常の食品として摂取する場合は安全と思われます。また、お茶の中で一番身体を温めてくれる上に代謝を高めるテアフラビンを豊富に含んだ紅茶と組み合わせたジンジャーティーは、最高のデトックスドリンクと呼ばれています。乾燥したショウガの根を大量に摂取することは、胆石のある人、妊婦および6歳以下の小児には勧められません。


【にんにく・ガーリック】

ニンニクは西アジア-地中海沿岸の原産で、全草に強い臭気があり、長く扁平で0.5-1.5cm幅の頑丈な葉を持つ多年草です。世界中で広く栽培され、食されている香味料で、俗に「強壮作用がある」、「抗菌作用がある」などといわれていますが、ヒトでの有効性については信頼できるデータが十分ではありません。安全性については、経口で適切に摂取する場合はおそらく安全と思われますが、胃腸障害などの悪影響も報告されて、ワルファリンやアスピリンなどの血液凝固に関連する薬剤との併用は、薬剤の作用を強める恐れがあり、血液凝固系に障害のある人は禁忌とされています。また、消化器系の炎症がある場合は注意して用いてください。




【コショウ】

胡椒は、強力な殺菌・抗菌作用が知られており、冷蔵技術が未発達であった中世においては、料理に欠かすことのできないものであった。大航海時代に食料を長期保存するためのものとして極めて珍重され、ヨーロッパの様々な料理に使われており、またその影響を受けた様々な料理でも使われている。このため、インドへの航路が見つかるまでは、ヨーロッパでは非常に重宝されていた。取引には、金と胡椒が同重量で交換された時代もあった。


【ターメリック・ウコン】

ウコンは、平安時代中期に中国から渡来したショウガ科の植物で、インド、中国、インドネシアおよび他の熱帯の国々で広く栽培されて、沢山の種類が確認されています。正式な和名のウコンは香辛料として用いられるアキウコン(Curcuma longa)をさし、ここに記載した内容はアキウコンについて説明します。

含有成分の1つ、クルクミン [英]Curcumin:クルクミンは、カレー粉のスパイスに混合してあるターメリック(ウコン)に含まれる黄色の色素で、スパイスや、食品添加物(着色料)として利用されており、俗に「抗酸化作用がある」、「肝臓によい」、「発がんを抑制する」などといわれていますが、ヒトでの有効性・安全性については信頼できるデータは見当たりません。アキウコンは、俗に「肝臓の機能を高める」といわれ、消化不良に対しては一部にヒトでの有効性が示唆されていますが、信頼できるデータは十分ではありません。ドイツのコミッションE(ドイツの薬用植物の評価委員会)は、アキウコンの消化機能不全への使用を承認しており、安全性については、通常食事中に含まれる量の摂取であれば、おそらく安全と思われますが、過剰または長期摂取では消化管障害を起こすことがあります。アキウコンは胃潰瘍または胃酸過多、胆石、胆道閉鎖症の人は摂取を控えてください。


今日はカレーの味と香りを決める主なスパイスを紹介しました。シリーズとして後何回かエントリーしていきます。

*この記事は独立行政法人 国立健康・栄養研究所の情報を参考に作っています。